イベント情報
【安否確認・休園のお知らせ】
●現在、園から各保護者の皆様一人ひとりに、『安否確認の連絡』を行っています。
●前回の連絡同様、まだ園児の安全確保が出来ない状態であり、また市からの通知等も踏
まえ、『4月30日(土)まで休園』の期間を延ばします。
●5月2日(月)からの再開を目指しているところですが、時期等の変更がある場合は、再度お知らせします。

引き続き、ご理解のほど、よろしくお願いします。
余震も続いていますので、十分に安全確保をお願いします。

【救援物資提供(お知らせ)】
園長の友人たち(東京都等)が、『何か出来ないか?』と有志を集い、「救援物資」や「義援金」等の活動を行ってくれています。
そこで、下記の「物資を必要としている方」や「物資を困っている人たち(例:個人や避難所等)に届けて頂ける方」は、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。

●トイレットペーパー(100ロール)
●大人用紙おむつ(16個)
●ナフキン(生理用:10セット)
●おしりふき(7セット)

★先着順とします。
★物資が無くなり次第、終了となります。
★くるみ幼稚園(0〜2歳児棟)で、受け渡しを行います。
★24時間受付中。
[連絡先]
○096−375−7112(0〜2歳児施設)
○090−9580−9504(園携帯)

この情報を、様々な方々にお伝えして頂けたら幸いです。

【元気玉】
このような状況の中・・・・
食べ物も食べられずにいる方々もいらっしゃることを考えると、「おにぎりの写真を掲載すること」を悩み、ためらいましたが・・・
くるみっこをはじめ、様々な方々に想いやエールを届けたく、掲載判断したことを、どうぞご了承願います。

現在、幼稚園では・・・
「井戸水提供」・「一部トイレ開放」・「駐車場開放(車中泊)」・「3号施設開放(宿泊)」・「園庭一部開放(子どもやワンちゃん等のストレス軽減)」・「園舎安全確認や園舎周辺見回り」等、出来ることを行っています。


そんな中、近隣の住民の方から、突然「可愛らしいおにぎり」が突然届きました。
『元気玉です。ここには、たくさんの小さな子どもたちが集まると思うので、是非配ってあげてください』と伝え聞きました。
自身も厳しい状況下の中で、本当に温かい心を届けて頂き、胸が熱くなりました。

早速、日持ちのことも考慮し、ヨチヨチ歩きの子ども・園児・高校生・若いご夫婦や祖父母の方々等、様々な状況で来園された人たちに配りました。
みんな一瞬に、笑顔になりました。

Aちゃんが、元気な声で伝えてくれました。
「ありがとうございました。元気玉食べました!元気になりました!!』
その後、園庭を何周もお父さんと走って、嬉しそうに帰っていきました。
何だか、とっても嬉しかったです。


くるみっこには、配ることは出来ませんでしたが、みんなそれぞれの環境の中で、頑張っていると思います。

そんなくるみっこ・そのくるみっこを一生懸命支えているであろう保護者の皆様・地域の方々や職員にも、『元気玉』を送りたいと思います。
一瞬でも、元気になって頂けたら幸いです。


くるみっこのみなさんへ。

みんな げんきに していますか?
ごはんを たべていますか?
ちゃんと ねていますか?
びょうきにならないようにね。

みんな もう すでにがんばっているので がんばりすぎないようにね。


みんなに げんきになってほしいので この「げんきだま」を とどけます!

えんちょうせんは ひとつあまったので とくべつに たべてしまいました。
ごめんなさい。。。
だから とっても げんきなのです!!


この『げんきだま』は たべるだけでなく みるだけでもげんきになる まほうのたまなのです。

どれでもいいですよ。
たべてみてください。
なんかいでも みてください。


なんだか げんきが でてきたかな?


また みんなで げんきに あおうね!!!


えんちょうせんせいより。。。

【本日】
●「第1回くるみちゃんクラブ受付(無料体験保育)」は、休園の為、中止となりました。

【安否確認・休園のお知らせ】
●現在、園から各保護者の皆様ひとり一人に、『安否確認の連絡』をしています。
●また、園舎の破損等が多くあり、園児の安全確保が出来ない状態であり、『23日(土)まで休園』とします。
引き続き、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
余震も続いてますので、十分に安全確保をお願いします。

【幼稚園連絡先】
1・2号認定園舎は、亀裂等があり、現時点で安全が確保出来ていません。

よって、今後のホームページでのお知らせが出来るか分からない状態です。

そこで、何かご連絡がある場合は・・・
★096ー375−7112(0〜2歳児施設)
★090−580−9504(園携帯)
※ライフラインが止まった場合は、こちらの連絡先もどこまで充電がもつか分かりません。

大変申し訳ありませんが、どうぞご了承願います。

【お知らせの訂正!!】
●くるみの家(水道回復)➡➡➡『幼稚園駐車場内の水道』が現在使用出来ます!!
※大変申し訳ありません。

【緊急のお知らせ】
●休園[〜20日(水)]
●幼稚園駐車場解放中
●幼稚園3号認定(0〜2歳棟平屋)施設解放中
●幼稚園電気復旧
●園庭トイレ解放中
●くるみの家(水道回復)

ライフラインが一時復旧したので、こちらから安否の確認の連絡をのちほどしたいと考えています。
※連絡が重複してしまうかもしれませんが、まわりの方々に伝えられる方は、連絡をお願いします。

お互いに頑張っていきましょう!!

【明日は、休園とします!![4/15(金)付]】
現在も、余震が続いています。
そこで、余震(断水の可能性含む)等の危険性・園舎内や園児の送迎時等の安全確保等が困難と判断し、「園児」・「保護者」や「職員」の安全確保が第一優先と考え、『休園」とします。
引き続き、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


現在、私たち大人も今までにない、初めての体験をしています。
小さな子どもたちに置き換えると、小さな体にの中で、もっと大きな衝撃や、いろいろな心の葛藤があると思います。

そこで、あるスクールサイコロジストの先生の「震災時園児対応マニュアル」をお伝えします。
今後の子どもたち等への関わり方へのご参考にして頂けたらと思います。

≪震災時園児対応マニュアル〜子どもの心的外傷ストレスを重症化させないために〜≫
◆園を再開する際、子ども精神状態を把握して保育にあたる必要があります。
大人が心的外傷を受けた場合、現実の体験を客観視することができますが、子どもの場合、災害・事件・事故現場での衝撃を主観的な情報と一緒に取り込んでしまい、そのまま精神を直撃するため、大人が想像するよりもその影響が深刻になります。
◆職員や親が不安を抱えたまま子どもに対応していれば、子どもたちは大人の不安も取りこんでしまい、症状が悪化したり、大人を安心させるために自分の不安や恐怖を抑圧してしまう場合もあります。職員や親に目立ったPTSDの兆候があるときは、大人のケアも子どもにとっては必要です。
間違っても、子どもとおなじ被害にあっている職員や親に対して、子どものためとはいえ、「頑張りなさい。」「しっかりしなさい。」とは言ってはいけないと思ってください。

[園児の症状と対応]
◆震災後は、子どもの多くが以下のような様子を見せることを理解し、やさしく、しっかりと、受け止めてあげましょう。
基本は、抱っこなどのスキンシップと毛布などで包み込む個別対応と、歌や踊りなど皆で楽しく過ごす集団対応になります。

□赤ちゃん返り
今までできていた事までできなくなる赤ちゃん返りに対して、しっかりしなくてはダメだと𠮟りつけるのは逆効果になります。
赤ちゃん返りは一時的なもので、不安を下げるために、一生懸命に愛を求めている行動です。やさしく、抱きしめてあげましょう。
ただ、「赤ちゃんがえり」(退行現象)という言葉はだれでも知っていますが、個々の園児にどのような赤ちゃん返りが出てくるかはわかりません。赤ちゃん返りは、その子その子で、様々な形で現れます。
震災時は、つい大人は意識を強くもってもらいたい「愛」によって、時に逆効果になることをしてしまいます。
気持ちはわかりますが、赤ちゃん返りは一時的なものであり、これから強く成長していくための一つのステップだと思ってください。
およそ一か月の間に、子どもたちは、皆との遊びと大人との関わりを通して癒されていきます。

□災害遊び
被災後の子どもの中には、「災害遊び」といえるような、地震ごっこや、火事ごっこをして遊ぶことがあります。
大人から見れば不謹慎で、非常識に見えますが、子どもなりに心を癒すための活動を本能的に行っています。
子どもの災害遊びを、𠮟りつけて無理に止めさせてはいけません。
大人たちも、周囲の人と災害の話をするでしょう。暗く、悲しい話もするでしょう。時には一緒に泣くこともるかもしれません。大人は、こうして癒されていきます。子どもも無理に止められたら、いやですよね。
子どもの場合は、うまく言葉で表現できない部分を、行動(遊び)によって癒していきます。
災害遊びは、それこそ不謹慎と言って叱られそうですが、災害遊びこそ子どもが自分の心を癒そうとしている行動です。
災害遊びは、ごっご遊びや、積み木、砂場遊びなどがもっとも多く出てきますが、これ以外に、絵に描く子どももいます。暗い絵だからと言って、止めさせることがないよう気をつけてください。
また、子どもでも、災害の話を繰り返しする子もいます。
子どもですから、訳のわからない話を、それこそ何度もするでしょうが、どうか聞いてあげてください。
ただ、災害遊びが心を癒すとは言っても、無理に子どもに被災時の絵を描かせたり、語らせることはしないでください。
「遊び」は、あくまでも、子どもが自発的に、楽しい思いで行うものです。だからこそ、心を癒す効果があるのです。

□再体験症状
再体験には、フラッシュバックと悪夢があります。フラッシュバックとは、幻覚・幻聴を含む衝撃的な体験の再現視のことです。
本人の意志に反してリアルに心の中で何度も思い描いてしまう場合もあります。
悪夢には、出来事を生々しく再現してしまうものと、内容を覚えていないので、別の形で描く場合とがあり、冷や汗、動悸、呼吸困難など 激しい不安に襲われます。子どもの場合、その体験を思わせる遊びや話を繰り返すこともあります。親和性の高い職員や親は、症状が落ち着くまで抱きしめてあげることが必要です。

□回避(逃避)症状
恐怖体験がなかったように考えたいという症状です。恐怖体験を思い出させる事柄、たとえば場所や人を意識的あるいは無意識的に避けます。
また、ショックがあまりに大きいと、それに関することを思い出せないことがあります。そして、他人から孤立し、みんなとは違う世界に住んでいるように感じ、家族や友達の会話が宙に浮いているように感じます。
現実感がなくなり、自分が自分でないといった感情もみられます(解離症状)。
また、一般的な物事への興味や将来への希望が喪失し、喜怒哀楽といった感情が乏しくなります。
また、「自分はすぐに死んでしまうのだ」という感覚を持つようになってしまう場合もありみと子どもの場合、ぼんやりして夢をみているかのように長時間過ごしたり、時には基本的な日常行動も取れなくなる場合や、記憶力や集中力の低下などが認められた場合、可能な限り職員を一日一緒に過ごすように努力してください。

□過覚醒症状
神経が興奮状態にあり、なかなか眠ることができず、また、やっと眠ることができても何度も目を覚ますようになります。
また、いらいらして怒りっぽくなり、物事に集中できなくなります。
そのほか、過度の警戒心、ささいな物音に飛び上がるように驚くことなどがあります。
皆と一緒に楽しく過ごす時間が増えることで数日で軽減することが多いですが、怒りっぽいことや集中力の欠如が叱責の原因となり長期化することもあります。叱責でなく、職員や親と個別に過ごす時間を取るようにしてください。
特に寝ることができない時などは、無理に寝かしつけることはせず、職員と絵本を読むなどして過ごすことが大切です。

☆日常で注意すること
子どもが震災のことで混乱しているときは・・・、
◆苦しい思い出や不安が何なのかをしっかりと確認して(「死んでしまうのではないか」「お母さんは迎えに来ないのではないか」など)、具体的に(「建物は壊れないから大丈夫」「○□時に迎えに来るよ」など)伝えて励ます。
決してごまかしたり一般化したりしない。
◆子どもの質問が同じことの繰り返しでも、丁寧に何度も答える。
違う人に同じ質問を何度もする場合、特に精神的なことや死についてなどは、答える側によって答えが変わり、かえって子どもを混乱させる事があるので、周囲の人たちは答え方に一貫性をもたせる工夫も必要もあることもある。

☆子どもの話をじっくりと聞く
◆話を聞くための時間と空間をもうけ、子どもが話しているときは、じっくりと耳を傾け、子どもの気持ちを受けとめる。
自責や怒りの、通常不適当だと思われる言葉でも否定しないで「つらいけれど、そのような気持ちを持って良いよ。」と肯定しながら聞く。
◆話そうとしない子どもには無理に聞き出すのではなく、人形や指人形を使って人形を通して話したり、子どもが感情を表現しようとする手助けをする。

☆子どもに活動の場を与える
◆子どものペースに合わせて、友達とのコミュニケーションや、スポーツの場に参加させる。
上手い下手は関係なく楽しむのが目的なので強要しない。
◆貢献しているという気持ちを持つことは精神の回復に役立つので、負担にならない程度の手伝いをさせる。
あまり大きな責任を与えるとかえって負担になるので注意。
また、これらを強要しない。
◆お絵かき、作文、粘土、貼絵、ぬり絵、踊りなどの子どもが得意な表現方法で自由に気持ちを表現させる。
完成したら作品について話したいことがあれば話してもらい(評価はせず肯定するのみ)、話さない子どもには話す子どもの話を聞いてもらうだけでも良い。

☆その他
◆子どもが話をしているときの返しとして、「なぜ」「どうして」という質問はしない。話さなければいけないと思い、それがプレッシャーとなり話したくないことや、思い出したくないことを思い出さなくてはならなくなったりするため負担が大きい。
自分で話したい事を自分で考え表現することは、頭の中を整理することにつながるため、気長に相手の気持ちに同調しながら話を聞く。
◆子どもとの遊びで、子どもが不安やいらいら等を暴力的な形で表現する事があるが、長い時間にわたって負のテンションが上がり続けることは避ける。
それらは社会上好ましくない行為であるため容認するのは良くない。その場合は別の場所に移動するか違う遊びに転換するか、いずれ言葉で理解できる子どもには暴力は良くないことだとしっかりと伝える。
◆不自然な感じをうけるくらい良い子ども(被災後に急に親の言う事を聞くようになった子、自分からすすんでお手伝いするようになった子など)について、子どもは無理をして良い子を演じていることがよくあるため、そういった子ども褒めるときは、その行為を褒めるだけでは逆効果になる事がある。
行為を褒めるのではなく、「大変なのに有難う」など無理して頑張っている気持ちを理解していることも伝えた上で褒める。
◆子どもの不安な気持ちの表れに対して、曖昧な返事や対応をしたり誤魔化したりすると、子どもが余計に不安になる。
どうしても答えようのない表現に対しては、子どもの気持ちを理解していると伝えた上で、「先生も同じ気持ちだよ」など自分もその質問の答えが同じように分からないと返事をする。
また、「園長先生に聞いてみようか」など、他の支援者に一緒に相談をしてみることを提案する。
◆子どもから発せられる様々な言動に心を揺さぶられて、子どもの前で一緒に涙をながすことがないように気をつける。
震災直後は、大人も精神的なダメージがあるので、どうしても感情的になりやすい。
職員や親が、実は不安であることをメッセージとして伝えてしまうと、子どもは益々不安になってしまう。

☆専門医(精神科医など)に受診するべきかどうかの目安
◆おおむね数週間から1か月たつと、ある程度落ち着く傾向があります。
もっとも震災は、地域によって余震の程度や、個別の要件(家が倒壊したなど)があり、厳密な目途は立てることができません。
まずは、1か月以上不安定な状況が続きかつ悪化しているようであれば、躊躇せず専門医に診てもらいましょう。
また、災害が起こる1年以内に家族の一員が亡くなったり、子ども自身が大病や怪我で入院したり、両親が別居または離婚をしたことがある場合は、PTSDになるリスクがとても高くなります。
いずれにしても、震災時におけるPTSDは、統計的に10%程度は出現する覚悟が必要です。


子どもにしても、大人にしても、現在各自が様々な状況の中で、様々な想いを持って、日々の生活を送っています。

互いの立場や状況等に想いを馳せながら、何とかこの局面をみんなで乗り越えていきたいものですね。


引き続き、誠実に対応していきます。。。

【明日以降の幼稚園対応】
気象庁によると・・・
「内陸部で発生した同規模の地震としては、余震の発生が過去最高ペースで推移している」
「余震は、15日午前7時現在までに計107回発生している」
「震度も、最大6強に及んでいる」
「中越地震では、発生4日後でも大きな余震が起きた」
「今週1週間程度は、注意が必要」
と伝えられています。

よって、事前に申し込まれている「明日の保育利用希望者の皆様」には・・・
「現状に変化が無い場合(余震が続く等)は、休園等の措置の連絡を急遽することがある」ことを伝えています。

また、現状を踏まえると、18日(月)も場合によっては、上記と同じような判断をする可能性もあります。

いずれにしても、「子ども」・「保護者」・「職員」の安全を最優先に、最終的な判断(休園措置等の場合は、連絡を回します)を行いたいと思います。

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