くるみっこ日誌
今日も青空が広がる一日・・・と思っていたら、現在は雨模様となってしまいました(汗)明日は、大丈夫かな。。。さて、本日もくるみっこの様子を確認していると・・・5歳児の○クラスが、保育室から保育室に移動していました。在園児がほとんどでもあり、先生の指示を受け、何事もないように移動していきます。そんな中、新入園児のAちゃんと在園児のBちゃんの姿がありました。Aちゃんは、緊張と笑顔が入り混じる表情を見せながら、一歩ずつ歩みを進めています。廊下の端を、ゆっくりと歩いていきます。みんなは、あっという間に駆け足状態で移動していき・・・気が付けば、最後尾になってしまったAちゃん。そんなAちゃんの数メートル前を、在園児のBちゃんが同じ速さで歩いています。振り返り、振り返りながら、Aちゃんの前を黙って歩きます。二人の間には、会話はありません。BちゃんがAちゃんを自然と先導し、目的地に向かいます。Aちゃんもちょっぴり恥ずかしそうにしていますが、その表情には笑みがこぼれているように見えました。Aちゃんの状況に気づき、寄り添い、自分の出来ることをそっと行動に移すBちゃん。そんなBちゃんの行動に、嬉しさや喜びを感じているAちゃん。今後、二人はどんな関係を築き上げていくのでしょうか。。。それとも、二人は別々の友だちとつながっていくのでしょうか。。。いずれしても、二人にとって、とても大切な瞬間だったと思います。Aちゃんにとって、この喜び体験を通して、いつかその心を他者に分け与えてくれるかもしれません。Bちゃんにとって、この思いやり体験を通して、さらにその心を他者に広げてくれるかもしれません。どちらにとっても、大切な心の土台を培う瞬間だったのではないでしょうか。。。そんな夢の続きを、大いに期待したくなってしまう、何気ない瞬間でした。。。
晴れ渡り、どこまでも続く、青空。雄大な白い雲。元気に花開く草花たち。本日、近隣小学校で開催された『入学式』を祝福し、これからの子どもたちの未来を暗示するかのような、最高の天候に恵まれました。各地でも、「入学式」が開催される時期となりました。早速、「入学式」終了後、真新しいランドセルをからい、嬉しそうにその姿を見せに、来園してくれたくるみっこの姿もありました。※今後も、「ただ遊びに来る」・「困った時」等、いつでも幼稚園に、気兼ねなく遊びに来てほしいと思います。さて、ついこの間、立派に卒園した子どもたちが・・・新たな空間に、勇気を持って飛び込んでいきます。各自にとって、どんな世界が展開し、どんな物語を作り上げていくのでしょうか。。。参加した「入学式」では・・・校長先生が、ユーモアを交えながら、大切なことを子どもたちに優しく、「おまじない」を掛けながら伝えていました。@学習の大切さ。※先生の話をしっかりと聞き、何事にも一生懸命取り組むこと。A交通安全の大切さ。※登下校の安全や、知らない人について行かないこと。B友だちの大切さ。※仲良く遊び、仲間を大切にし、相手の嫌なことはしないこと。来賓祝辞・来賓紹介・担任紹介・校歌斉唱等が続き、閉式となりました。※先輩の卒園児たちも、立派に成長し、後輩のくるみっこを温かく迎え入れてくれました。その後、校長先生から「教科書の贈呈」が代表児童にあり、「児童歓迎の言葉」として、在校生が小学校の面白さを身振り手振りで、楽しく伝えてくれました。最後に、「保護者代表挨拶」で終了となりました。入退場時の様々な表情。式辞や祝辞等での様々な対応。上級生への憧れの眼差し。楽しさ。期待感。不安。緊張。いろいろな想いの中で・・・くるみっこたちが、その空間を楽しみ、ベストを尽くしている姿があり、とても誇らしく思いました。そんな姿を、温かく、時にどこか心配そうに見つめる保護者の皆様の姿もありました。それが、親というものでしょう。。。「小学校」「しょうがっこう」皆さんにとって、どんな響きに聞こえるのでしょうか。。。個人的には・・・登下校での寄り道。今では、ダメですね(汗)運動場でのドッジボール・ハンドベースや警泥(ケイドロ:ご存知でしょうか?)等の遊び。今では、ダメでしょうが・・・校庭倉庫裏での友だちとの集まりや遊び(汗)ダメな事ばかりですね・・・(大汗)図工・体育・国語等は、大好きでした。給食の時間も大歓迎です!帰宅後の友だちとの遊びが、最高でした!!いろいろな楽しい思い出が蘇り、とめどなく溢れ出ます。さて、くるみっこにとって、「小学校」とは、どんな存在となるのでしょうか。。。素敵な先生。気の合う友だち。そんなご縁の中で・・・「自分らしく」・・・小学校生活を、満喫してほしいと思います。。。夢に向かって・・・自分らしく・・・突き進め!くるみっこ!!
今日は、ポカポカ陽気に恵まれました。預かり保育を利用している子どもたちが、友だちや先生たちとの触れ合いを楽しんでいます。そんな子どもたちに負けじと、園庭のスズメたちの元気な声が聞こえてきます。さて、そんな陽気の中で、園で飼育しているカメさんの水替え等の掃除をしました。「ゆきち」と「カメチュウ」が、元気に泳いでいます。早速、日光浴も兼ねて、「ゆきち」を外に出しました。最初は、ジッとしています。ピクリともしません。しばらくすると、頭を少しずつ甲羅から出してきました。まわりを観察しているようです。首を伸ばし、その状態からまだ動き出しません。その次に、手足や可愛い尻尾が出てきました。いよいよ歩き出します。一歩一歩、ゆっくりと進みます。立ち止まりました。ジッとしています。また、ゆっくりと歩き始めます。真っ直ぐ進む時もあれば・・・クネクネと歩くルートが変わる時もあります。ゆっくり歩き出したと思ったら・・・急にスピードを上げ、突き進みます。※カメは、意外と歩くのは速いのです!(カメさんにとっては、走っているのかもしれませんが・・・汗)そんな姿を眺めながら、ふっと「くるみっこ」と重なりました。『慣らし保育』がスタートし、子どもたちもいろいろな表情を見せてくれます。笑顔いっぱいの子ども。涙いっぱいの子ども。お話が止まらない子ども。緊張している子ども。一生懸命先生のお話を聞く子ども。新しいクラス。新しい先生。初めての幼稚園生活。在園児も、新入園児の子どもたちも、様々な表情を見せてくれます。カメの「ゆきち」ではありませんが・・・最初は、不安がいっぱいでしょう。まわりの状況を確認することで、精一杯だと思います。状況を受け止め、少し動き出します。動き出そうとします。いろいろな状況が起こり、また歩みを止めます。友だちや先生を意識し、触れ合う中で、少しずつ自分らしさを発揮していきます。自分の居場所や楽しさを見出し・・・急に、歩みが速く、伸びることもあるでしょう。目の前に壁が立ちはだかり・・・歩みが、止まることもあるでしょう。興味や好奇心がいっぱいとなり・・・新たな方向に、歩み始めることもあるでしょう。「自分らしく」、歩みを進めてほしいと思います。「自分の成長のペース」で、歩みを進めてほしいと思います。ゆっくり、ゆっくりで構いませんよ。。。
あいにくの雨模様となってしまいましたが・・・本日、『入園式(1号・2号認定対象)』を実施しました。幼保連携型認定こども園に移行して、2年目を迎えます。私立幼稚園時代から歴史をたどると、39年目に突入です。これまで卒園した子どもたちは、延べ2961名です。今年度は、延べ3000名を超える子どもたちを、送り出すことになるでしょう。くるみ幼稚園の歩みの中で・・・子どもたち。保護者の皆様。地域の方々。諸先生方。いろいろな方々の想いや積み重ねの上に、現在のくるみ幼稚園があることを、改めて強く感じると共に、感謝や責任等の想いが込み上げてきます。そして、ご縁により、新たな子どもたちを迎え入れました。入園式では・・・笑顔が溢れる子どもたち。涙いっぱいの子どもたち。緊張している子どもたち。伸び伸びと、ひょうひょうとしている子どもたち。そんな子どもたちが、これからどんな成長を遂げていくのでしょうか。在園児のくるみっこからの「歓迎の言葉」や「歓迎の歌」の際に、憧れの目線を送っている子どもたちの姿もありました。「先生からのプレゼント(出し物)」では、瞳が大きく、キラキラと輝く子どもたちの姿もありました。「園歌」を歌っている先生たちの姿に、ただただ圧倒されている子どもたちの姿もありました。子どもたちの瞳の中には・・・夢・希望・未来が、たくさん詰まっていると思います。これから、「自分らしく」くるみっこ生活を楽しむ中で・・・その扉を開ける力の土台を、少しずつ培ってほしいと思います。
本日、新入園児さんより一足早く、在園児(1号・2号認定)の子どもたちが、『就任式』と『始業式』をリズムルームで行いました。※明日は、『入園式』です。新しい先生たちが、勢揃いしました。新任の先生たちも、迎え入れる子どもたちも、どこか緊張感が漂い・・・初々しい空間が広がりました。始業式では、「副理事長先生の挨拶」や「職員紹介」を行い、最後に「園歌」を歌って、終了しました。その後は、クラスの先生も発表されたこともあり、担任の先生と子どもたちは、各クラスへ移動しました。お互いに、再度存在を確認し合い、あっという間に、時間は流れていきました。そんな中、これまでの学びを踏まえ、新たな環境に飛び込み、自分で考え、行動する子どもたちの姿もあり、とても誇らしく思いました。式が終了後、ある学年が保育室に集合し、全体での話を子どもたちに伝え、その後各クラスへ移動する際です・・・先生が伝えます。「今から、○○クラスの△△先生と一緒に、自分のクラスへ行きましょう!」Aちゃんが、一言!「(先生)大丈夫?!」子どもなりに、先生たちを心配してくれたのでしょうか。子どもなりに、新たな環境を心配しているのでしょうか。どちらも正解でしょう。いずれにしても、その一言で、その場がさらに和やかな雰囲気に包まれました。子どもたちも、先生たちも・・・「大丈夫!大丈夫!」だって・・・始まったばかりです。新しいことには、不安もつきものです。これから、楽しい空間を共有する中で、互いの信頼感が自然と生まれるのではないでしょうか。物事に、一生懸命に取り組む(取り組もうとする)のであれば・・・「幼稚園は、失敗してもいいところ」なのです。。。